女性初の自民党新総裁に任命された高市早苗さん。政治手腕や強気な発言が注目される一方、私生活では夫の山本拓さんの介護をしていることをご存知でしょうか?

高市さんは、自身の秘書をつとめていた6歳年下の弟・知嗣さんの世話をしたヤングケアラーでした。
それだけではなく、義父の世話もしていたという、聞けば聞くほど壮絶な人生を送っていたんです・・・!
この記事を読めば、高市さんの強気な発言は、幼少期から数々の困難を乗り越えてきた経験に裏打ちされたものだとわかるはずです。
高市早苗は旦那・山本拓を介護していた!

引用元:福井新聞
- 名前:山本拓(やまもとたく)
- 生年月日:1952年7月7日(73歳/2025年現在)
- 出身地:福井県鯖江市
- 学歴:法政大学文学部卒
高市早苗さんの旦那さんの山本拓さんは、高市さんと同じく自民党所属の元衆議院議員です。
衆議院議員を8期つとめあげ、総務副大臣や農林水産部会長などを歴任したベテラン政治家です。
山本さんは福井県鯖江市の出身で、お父さんは鯖江市長、お祖父さんが福井県議会議員をつとめるという政治家一家の家庭に生まれました。
そのため、自分自身も政治家になることを肌で感じながら育ってきたのでしょう。
山本拓を介護するきっかけは?
山本拓さんは、2025年に脳梗塞を発症して、倒れてしまいました。
一命は取り留めたものの、治療が遅れたことから右半身にまひが残っており、現在も介護が必要な生活を送っています。
そのため、現在高市さんは一人で山本さんの面倒を見ているのだそうです。

引用元:NEWSJP
そのことが明るみになったのは、5月に札幌で行われた講演会でのことでした。高市さんの突然の報告に、参加者や関係者一同が驚いたといいます。
「今、家族介護を一人でやっています」
5月17日、北海道・札幌で行われた講演会で驚きの告白をしたのは、自民党の高市早苗元政調会長(64歳)。夫で元衆院議員の山本拓氏(72歳)を介護中だと明かした。引用元:週刊現代
仕事と介護を両立する日々
入浴介助は重労働

引用元:MSN
高市さんの現在の毎日のルーティンは、忙しい公務を終えて帰宅した後、行きつく暇もなく山本さんの介護だといいます。
山本さんは半身不随のために食事をすることが困難で、食べこぼしの服や汚れた床を急いで掃除し、入浴のサポートをするのだそう。
成人男性の体を支えながら風呂場に連れていくのは相当大変なことでしょう。高市さんご本人も「体に一番こたえる」と周囲にこぼしています。
「帰ってきたら、食べこぼしがいっぱいあって、それを掃除してから入浴介助。これが一番身体にこたえます。私よりはるかに身長の高い家族を背中に担ぎながら、風呂場に行って頭から身体のすみずみまで洗って…」引用元:週刊現代
また、山本さんは調理師免許を持っていて料理上手とのことでしたが、現在では高市さんが食事の準備をすべて担当しているそうです。
元々料理が苦手で、カレーライスを作るのに何時間もかけていたと話す高市さんです。苦手なことにも奮闘する姿を想像すると、頭が下がりますね。
そして、果たしていつ寝ているのだろう?と体調を心配してしまいます。
高市早苗はヤングケアラーだった!
弟の世話に追われた幼少期

引用元:高市早苗ホームページ
高市さんが家族の世話をした経験は、今はじまったことではありません。小学校から帰ってきたら、生まれたばかりの弟の知嗣さんの世話をしていました。
当時はまだ紙おむつやベビーフードもなかった時代です。布おむつを取り替え、離乳食を作って食べさせる。小さい子供にはとても大変だったでしょう。
その時の様子を、「子育てしていたようなもの」「あまり友達と遊ばれへんかった」と本人は振り返っていました。
高市早苗自民党新総裁の『ヤングケアラー』の過去#高市早苗新総裁 pic.twitter.com/X18AAcoKeh
— 株式会社笑下村塾 |たかまつななのSocialAction! (@shoukasonjuku_7) October 6, 2025
「兄弟が下の子の面倒を見るのは当たり前」という時代背景もあったのかもしれません。
しかし、子供らしいことができなかったヤングケアラーだったことは推測できます。
義父の介護にささげた50代
義父の介護で彼女の50代は費やされたことを、昨年の総裁選で高市早苗女史は、乃木坂46山崎玲奈とかに囲まれながら語ってるので、夫の山本拓の脳梗塞の介護、というだけの話ではありません>ワークライフバランス捨てる話
— 蓮舫赤軍 (@INRISPQR) October 4, 2025
人付き合いが悪い、と彼女を叩いていた女性差別者は反省すべきだね (´・ω・`) https://t.co/giiAA7IFID pic.twitter.com/c4VwgeqEoc
また、高市早苗さんは、義理のお父さんの介護も経験したと過去の番組で話していました。
詳細は明らかにされていませんが、高市さんは、50代のほとんどの時間を義父の介護にあてていたそうです。
職業柄、会食の誘いも多かったようですが断らざるを得ず、「付き合いが悪い」と陰で言われたこともあったそうです。
旦那・山本拓の介護で見えてくる未来

引用元:日刊スポーツ
山本さんは一生車椅子生活か、とも言われていましたが、現在はだいぶ回復しており、歩行器を使えば歩けるようになったとのことです。よかったですね!
毎朝のゴミ出しは山本さんが担当しているそうです。
しかし、介護保険を受けることは「断固拒否」しており、高市さんが山本さんの意思を尊重しながら、寄り添って介護を続けています。
仕事と介護を両立する姿は、同じ状況に置かれている人々への励みになるに違いありません。
今後は、介護のリアルを知っている高市さんだからこそ、介護保険制度の具体的な見直しや、介護を担う人々への負担が減るよう、いい方向に向かってくれるはずです。




