2025年8月30日から31日にかけて放送される『24時間テレビ48』のチャリティーマラソンランナーに、SUPER EIGHTの横山裕さんが選ばれました。44歳という年齢で挑戦する横山さんの決意には、自身の壮絶な過去と、社会的な使命感が深く関わっています。本記事では、横山裕さんが走る理由、その背景にある生い立ち、そして今回のチャリティーマラソンの意義について詳しく解説します。
横山裕、24時間テレビ48のランナーに決定!
『24時間テレビ』は1978年から続く日本テレビのチャリティー番組で、毎年1回の放送を通じて募金活動を行っています。
その象徴的な企画である「チャリティーマラソン」は、視聴者の注目度も高く、過去にはTOKIOの城島茂さん、イモトアヤコさん、やす子さんなどが挑戦しました。
2025年のテーマは「支える力」です。その想いを体現する存在として、今年はSUPER EIGHTの横山裕さんが選ばれました。
昨年はやす子さんが、児童養護施設で暮らす子どもたちのために懸命に走りました。その気持ちをしっかりと引き継ぎたい。番組にはそんな強い思いがあったそうです。
だからこそ、幼い頃に壮絶な経験を乗り越えてきた横山さんに声をかけ、チャリティーランナーとして大きな期待を込めて抜擢されました。
横山さんは発表時、「僕ひとりが走ったところで何かが変わるとは思っていません。ただ、この機会で子どもたちの現状を知ってもらうきっかけになれば」と語っています。
横山裕が語った「走る理由」とは?
横山さんが走る理由は、ただひとつ。
「子どもたちを支えたい」という強い想いです。
「昔の僕や弟たちのように、今も支援を必要としている子どもたちがたくさんいる。その現状を知ってもらうきっかけになれば」
そう語る横山さんは、自分の走りで大きな変化を起こせるとは思っていないと言います。「それでも、一生懸命走ることで、困難を抱える子どもたちを応援したい」その言葉には、横山さんのまっすぐな気持ちが込められていました。
このコメントからも、彼が抱える深い使命感がひしひしと伝わってきますね。
壮絶な生い立ちと家族への想い
横山さんは大阪府出身で、両親の離婚によって幼い頃から母と一緒に暮らしてきました。3歳でお父さんと別れ、生活は常に苦しい状況に陥りました。
中学を卒業した後は、家計を支えるために建設現場で働きながら芸能活動を始めます。やっと未来に光が見え始めた頃にお母さんが病で倒れ、まだ成人前だった横山さんは弟たちを児童養護施設に預けざるを得ませんでした。
この経験を通して、「子どもの力だけではどうにもできない現実がある」と痛感したといいます。
だからこそ、今の自分にできることを精一杯やりたい。
その思いが、今回のマラソンへの挑戦につながっているのだと思います。
走ることで伝えたいメッセージ
今回の『24時間テレビ』では、「マラソン子ども支援募金」という新しい仕組みが導入され、寄付金はすべて困難を抱える子どもたちのために活用されます。
横山さんは「僕一人の走りで何かを変えられるとは思っていない。でも現状を知ってもらうきっかけになればうれしい」とコメントしています。
過去のランナーとの比較と注目ポイント
横山さんは、「城島茂さんが走った101kmを超えたい」と意気込みを語っています。
過去のランナーとの距離比較は、すでにネットでも大きな話題になっていますね。
現在、横山さんは週に3〜4回ジムに通い、10kmのランニングを欠かさず続けています。スタッフからは「歴代ランナーの中でもトップクラスに速い」という声もあり、体力面での期待はかなり高いそうです。
さらに驚かされるのは、マラソンを走り終えてわずか2日後、自身のライブを控えていること。
「ライブでどんな景色が見えるのか、逆に楽しみ」と話すその姿勢には、プロとしての強い覚悟がにじんでいます。
一方で、気になるのは気温の問題。年々暑さが増す中で、専門家からは「この時期に長距離を走るのはリスクが高い。時期を見直したほうがいいのでは」という声も上がっています。
SNSでの反応とファンの声
発表直後、X(旧Twitter)では「横山裕 ランナー」というワードがトレンド入りしました。
「生い立ちを知って、ますます応援したくなった」
「体に気をつけて完走して!」
そんな温かい声がたくさん寄せられています。ファンの思いがどこまで横山さんの力になるのか、放送当日が本当に楽しみですね。
一方で、国分太一さんのコンプライアンス違反による活動自粛が続く中、同じ旧ジャニーズ出身であるKing & Princeや横山さんを起用した日本テレビに対し、「どの面下げてキャスティングするのか」という厳しい意見も出ています。
それでも、横山さんが背負っているのは、自分のためではなく、「子どもたちを支える」という強い使命感。
だからこそ、最後まで走りきる姿をしっかり見届けたいですね。
まとめ
横山裕さんが『24時間テレビ48』でチャリティーマラソンに挑む理由は、決して「テレビのため」だけではありません。
それは、自分の過去と真正面から向き合い、同じような境遇で苦しむ子どもたちに少しでも希望を届けたい。そんな強い想いから生まれた挑戦と思われます。
放送当日は、横山さんの走りだけでなく、その一歩一歩に込められたストーリーにも、ぜひ注目していきたいです!
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