先日、橋幸夫さんの葬儀に参列したものまねタレント、
RYOさんが話題になりました。
EXILEのATSUSHIさん風のスタイルで登場した姿に、
「非常識だ」と批判が殺到。
さらに、本人であるATSUSHIさんが怒りの声明を出し、炎上が加速しています。
芸能人は「見られる立場」だからこそ、マナーには一層の配慮が求められます。
実は、過去にもお葬式の服装やふるまいで批判された芸能人は少なくありません。
今回はそんな事例を振り返りつつ、お葬式参列時のマナーを一緒におさらいしていきます!
橋幸夫さんの輝かしい経歴についてはこちらの記事でまとめました。

ものまね芸人RYOのお葬式炎上騒動とは?
まずは、今回の炎上騒動のきっかけとなった出来事をおさらいしましょう。
橋幸夫さんの通夜で何が起きたのか
2025年9月9日、ものまねタレントのRYOさんが、
橋幸夫さんの通夜に参列。
EXILEのATSUSHI風の格好で現れて、
記者からATSUSHIさん本人と勘違いされ、取材対応したことで注目を集めました。
RYOが炎上した理由と世間の声
YOさんは橋さんとは「会ったことがある程度」で、
親交はなかったにもかかわらず、
葬儀の場に『ものまねの格好』で参列し、「この格好で来た」とコメント。
サングラスに手をポケットに入れて歩く姿や、会場で目立った態度に対して、
「売名行為では?」「非常識すぎる」とSNSで批判が殺到しました。
さらに、ATSUSHIさんご本人もファンクラブサイトで
「ナメてる」と苦言を呈し、騒動が拡大します。
RYOの謝罪文と反省コメントの内容
その後、RYOさんはX(旧Twitter)で謝罪文を投稿。
「勘違いさせてしまい申し訳ない」としつつ、橋さんのご冥福を祈る内容でした。
しかし投稿には、通夜会場で撮影された写真や動画も添付されており、
「動画を撮らせるなんてマナー違反」と、さらなる批判を呼ぶ結果になりました。
厳粛な場でのふるまいとしてどうなの?と、
多くの人が疑問を感じたようです。
2025.9.9 火曜
— RYO (@RRex1108) September 9, 2025
傳通院にて橋幸夫さんのお通夜
報道陣関係者の皆様に勘違いをさせて
しまい大変申し訳ございませんでした。
僕はEXILE ATSUSHIさんではなく
EXILE ATSUSHIそっくりのRYOです。
失礼致しました。
橋幸夫さんのご冥福をお祈り致します。 pic.twitter.com/IVmwvIpqs8
お葬式の服装がマナー違反と批判された芸能人たち
RYOさんだけではなく、
過去にもお葬式での服装やふるまいが原因で炎上した芸能人は何人もいます。
ここでは、実際に「マナー違反」と批判された例を紹介していきます。
辻希美さん

第5子を出産したばかりの辻希美さんも、かつて炎上を経験しています。
後藤真希さんの母親の葬儀に参列した際、
つけまつ毛にネイル、そして頭には大きな黒リボンという装いで現れ、
ネット上で「派手すぎる」と話題になりました。
お葬式は華美な装いを避けるのがマナーですが、
その姿から「バカリボン」と揶揄されたこともありました。
辻ちゃんもまだまだ若く、おしゃれを楽しみたかったのかもしれません。
ですが、辻ちゃんの周りには、
マナーを教えてくれる優しい大人がいなかったのかな?とも思いました。
宮沢りえさん

引用元:日刊ゲンダイ
宮沢りえさんも、お葬式での服装がたびたび話題になる芸能人のひとりです。
原田芳雄さんの葬儀では、黒のノースリーブ姿で参列し、
「TPOをわきまえていない」と批判されました。
お葬式では肌の露出を控えるのが一般的なマナーとされているためです。
また、蜷川幸雄さんの葬儀では華やかなクラッチバッグ、
樹木希林さんの葬儀ではシースルーのドレスで出席したことも注目されました。
一方で、「故人の好みや人柄に合わせた服装なのでは」と擁護する声もあり、
その意図をくむどうかで、意見が分かれているようです。
小木博明さん&小嶋陽菜さん

おぎやはぎの小木博明さんと、元AKB48の小嶋陽菜さんも、
ムッシュかまやつさんのお別れの会での服装が「場違い」と批判されました。
多くの参列者が黒の礼服を着用する中、二人はカジュアルなデニム姿で登場。
特に小嶋さんは「抜き襟」スタイルで、胸元が開いたファッションだったため、
ネット上で「不適切」との声が相次ぎました。
小木さんは「普通の格好で来て」と言われデニムを選んだそうですが、
周囲との違いに気づき、「恥ずかしくて挨拶もできなかった」と後悔の言葉を残しています。
恥をかかないために!葬式で守るべき基本マナー
突然の訃報でお葬式に参列することになったとき、
最低限のマナーを知っておくことはとても大切です。
芸能人の炎上例を見てわかるように、
服装や行動ひとつで「非常識」と思われてしまうこともあります。
そこで今回は、服装のマナーや、SNS・カメラ撮影などのふるまいなど、
基本的なマナーをおさらいします。
服装のマナー

引用元:おきなわ終活プラス
男性は黒のスーツに白シャツ、黒ネクタイ、黒い靴が基本です。
遺族よりも格式の高い服装はマナー違反とされています。
靴下も黒で、光沢のないものを選びましょう。
女性は黒のワンピースやアンサンブルが一般的です。
ちなみにパンツスーツは「略喪服」と呼ばれ、
急な弔問でやむを得ない時や三回忌以降の法事、
または「平服で」と案内があったときなど、着る機会が限定されています。
肌の露出を避け、ストッキングや靴も黒で統一します。
ノースリーブや、光沢のある服はNGです。
レースの服装は意見が分かれるところですが、
年配の方が多い場では顔をしかめる方もいまだに多いです。
肌の透け感が多いレースのデザインは避けたほうが無難でしょう。
髪型やメイクも控えめに整えましょう。
ふるまいのマナー(SNS投稿やカメラも)
故人や遺族への敬意を表す場なので、
遺族の許可がない限りは基本的に撮影は禁止です。
写真や動画をSNSに投稿するのは芸能人でなくとも、大変失礼にあたります。
また、スマホを操作しながら歩いたり、ポケットに手を入れるなどの行為も、
軽率な行動と取られ周囲の目にとまるものです。
短い時間でも、心を込めて個人を偲ぶ姿勢が大切だと思います。
また、香水やネイル、派手なバッグや装飾のついたマスクなども、
実はNGとされることがあります。
見た目だけでなく、匂いや音(ヒール音など)にも気を配りましょう。
「自分はちゃんとしてるつもり」でも、
他人の目にはそう映らないことがあります。
また、宗派によってお葬式の細かいしきたりは違うので、
不安なときは、参列の前に一度ネットでマナーを確認しておくと安心です。
ここまで紹介したマナーを押さえておけば、
突然の訃報にも落ち着いて対応できます。

まとめ・芸能人の炎上から学ぶ、正しいお葬式マナー
今回は、芸能人の炎上事例を通じて、
お葬式参列時のマナーについて掘り下げました。
最後に、押さえておきたいポイントを振り返ります。
- ものまね芸人RYOさんの行動が「非常識」としてSNSで炎上
- 過去にも、複数の芸能人が服装や態度で批判を受けていた
- 服装は黒を基本に、露出や派手な装飾はNG
- 写真撮影やSNS投稿は控え、落ち着いたふるまいを心がける
- 香水やネイル、バッグのデザインなど、意外なNGにも注意
こうしたマナーを知っておくだけで、
突然の訃報にも冷静に対応できます。
「マナー」は形式ではなく、故人や遺族への思いやりとして表れるものです。
今後に活かしていけるようにしたいですね。