
「芸人の出世の登竜門」とも言われているM-1グランプリ。
最近は、芸人さんだけでなく、意外なジャンルの人たちからも「出てみたい!」という声が上がっています。
たとえば、作家で日本保守党の百田尚樹さんや、地方自治体の市長さんなど、
まさかまさかの異色の経歴を持つ方々まで話題になっています。
そこで気になって、M-1グランプリの参加条件はどうなっているのか?調べてみました。
もしかすると、私たちにも出場のチャンスがあるかもしれませんよ?!
政治家がM-1に!?続々と話題に

政治家がM-1に参戦!?と、次々と話題になっています。
きっかけは、日本保守党の百田尚樹さんが「M-1グランプリ2025に出場する」と宣言したことでした。
さらに驚きなのが、福岡県太宰府市の楠田大蔵市長が「市長課長」というコンビ名でエントリーしていたこと。
そして、三重県四日市市の森智広市長も、出場を前向きに検討しているそうです。

引用元:X
そのお相手は、元ザブングルの加藤さんとのこと。
まさに、M-1史上初の「政治家ラッシュ」とも言えるような展開になってきました。
百田尚樹さんの出場宣言にSNSがざわつく理由
作家であり、保守党の代表としても知られる百田尚樹さんがM-1出場を宣言したことで、
SNSは一気にざわつきました。
「本気なの?」「誰とコンビを組むの?」など、さまざまな声が飛び交っています。
そんな中でも、「国会と日程が重なったらあきらめる」と百田さん本人が語っていることからも、
その本気度がうかがえます。
太宰府市・楠田大蔵市長がついに出場を表明!

引用元:西日本ニュース
百田尚樹さんに続いて、今度は福岡県太宰府市の楠田大蔵市長がM-1グランプリへの出場を表明しました。
コンビ名は「市長課長」。お相手は、タレントとして活躍中の高田課長さんだそうです。
今回の出演の目的は、地元・太宰府のPRやまちおこしがメイン。
ネタの中には、伊東市長の学歴詐称など政治風刺も取り入れる予定で、
社会性とユーモアのバランスを大切にしていくそうです。
また、楠田市長は「次の市長選には出馬しない」と発表しており、
地域の盛り上げにラストスパートをかけているところなのだそうです。
「高田さんの足を引っ張らないように、本気で優勝を目指します」と、意気込みも十分です!
M-1グランプリ2025の出場条件を調べてみた
異色の経歴を持つ人たちの参戦が相次ぎ、今年のM-1は、まさに前代未聞の賞レースになりそうな予感です。
そんな中で、「政治家が出られるのなら、私たちでも出られるの?」と気になった方もいるのではないでしょうか。
そこで、M-1グランプリ2025の出場条件について調べてみました。
すると、意外にも私たちでも出場できるチャンスがあることがわかりました。
その条件がこちらです。
- コンビ結成が2010年以降であること(=結成15年以内)
- 2人組であること
- プロ・アマ問わず参加OK
この3つを満たせば、誰でもエントリーが可能とのことです!
年齢や職業の制限もないため、政治家でも出場できるというわけですね。
ただし、注意が必要なのは「ネタの内容」です。
公序良俗に反する内容や、差別・誹謗中傷などは禁止されています。
「とにかく面白い漫才」を目指す大会なので、
限られた時間の中でどれだけ観客を笑わせられるかが勝負になりそうです。
M-1グランプリ2025のエントリー方法とスケジュールは?
M-1グランプリ2025のエントリー締切は、2025年8月31日(日)。※当日消印有効です。
予選は、8月から10月にかけて全国4か所で行われ、決勝戦は2025年12月に開催される予定です。
楠田大蔵市長と高田課長さんのコンビ「市長課長」は、9月6日に福岡で行われる1回戦に挑む予定となっています。
今年の予選は、すでに8月1日から始まっているため、百田尚樹さんもすでに出場している可能性もあるかもしれませんね。
もともと作家として活躍されている百田さんなので、ネタ作りもきっとお手のものではないでしょうか。
政治家のM-1出場に前例は?過去の事例をチェック
「政治家がM-1に出るのは前代未聞なのか?」と思いきや、調べてみたところ、
過去にも出場経験がある方が何名かいました。
所属・役職など | 政治家名 | コンビ名 | 成績 |
大阪・柏原市 | 富宅正浩市長 | 市長・市民 | 2022年出場・二回戦敗退 |
愛知・西尾市 | 中村健市長 | 西尾市長と抹茶さん | 2023年、2024年出場 二回戦敗退 |
参政党 | 安藤裕幹事長 | 赤字黒字 | 2022年から三年連続で出場 |
ちなみに参政党の安藤裕幹事長は「赤字黒字」というコンビで、2022年から3年連続で出場中です。
関西万博をネタにしたこともあるそうですが、「ちょっと風刺が過ぎて審査員にウケなかった」との話もありました。
政治ネタは面白くするのが難しく、笑いのボーダーラインを見極めるのが大変そうですね。
政治家のM-1参戦に対するネットの反応は?
政治家たちのM-1参戦には、ネット上でもさまざまな声が寄せられています。
まず、肯定的な意見としては、
「市民に親近感を与える試みとして面白い」
「政治をもっと身近に感じられるきっかけになる」
「地元のPRにつながるなら応援したい」
といった声が見られました。
一方で、否定的な意見も少なくありません。
「もっと本業に集中してほしい」
「市政をおろそかにしていないか心配」
「ただの話題づくりにしか見えない」
という声も上がっています。
そもそも百田尚樹さんが出場を決めた理由は、「若い人たちにもっと政治に関心を持ってほしい」
と考えたからだそうです。
たとえやり方が型破りでも、次の時代を担う若い世代が選挙や政治に興味を持つきっかけになるなら、
それはそれで大きな意義がある、と筆者は考えています。
まとめ・異色すぎるM-1グランプリ2025、今後の展開に注目!
あらためて「M-1の出場条件」を見てみると、意外とハードルが低いことがわかりました。
政治家でも、コンビを組んで漫才を披露すれば、ルール上は問題なく出場できるようです。
つまり、私たちでもちょっと勇気を出せばチャレンジできる舞台ということですね。
これから先、他の著名人や政治家のエントリーが話題になることもあるかもしれません。
そして、本気で漫才に挑戦する政治家たちの姿が、政治への関心を高めるきっかけになる可能性もあります。
若い世代が「ちょっと選挙に行ってみようかな」と思えるような、そんなきっかけになれば素敵ですね!
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