先日、橋幸夫さんの葬儀に参列したものまね芸人・RYOさん。
その服装や振る舞いで炎上しました。
その影響で、同じ名前を持つ「ものまね芸人・りょう」さんまで混同され、
ネットニュースで注目を浴びる騒ぎになりました。
実際には、この「りょう」さんは炎上とは一切関係のない別人物です。
むしろ長年ステージやイベントで活躍してきた実力派で、
多くのファンに支持されています。
この記事では、誤解を受けて名前が注目された
「りょう」さんのプロフィールや芸歴、活動内容を紹介します。
炎上騒動で名前が注目された「りょう」さんとは?
RYOさんとの混同について
結論から言えば、
今回炎上したRYOさんと「りょう」さんは全くの別人です。
ところが、ネット検索で「RYO」と入力すると情報が少なく、
代わりに「りょう」さんのプロフィールが表示されることが多いため、
誤解が広がったと考えられます。

「自分は関係ない」と声明を出した経緯
RYOさんの炎上の余波は、
関係のない「りょう」さんにまで及びました。
一部の人が勘違いし、
りょうさんに批判的なDMを送る事態に発展したのです。
そこで、りょうさんは自身のSNSで
「こちらは平仮名の『りょう』であり、報道されている人物とは無関係です」
と声明を発表。誤解を解く対応をとりました。

引用元:Instagram
RYOさんの取った振る舞い自体は問題視されるべきですが、
無関係の人を巻き込んで傷つける行為は別問題です。
情報を鵜呑みにせず、冷静に見極めることの大切さを考えさせられました。
ものまね芸人 ・りょう さんのプロフィール
炎上騒動で思わぬ注目を浴びたりょうさんですが、
ここでその経歴を紹介します。
りょうさんのプロフィール
- 名前:りょう
- 本名:柳元 綾(やなぎもと りょう)
- 生年月日:1991年5月8日(34歳/2025年時点)
- 出身地:大阪府枚方市
- 血液型:A型
りょうさんは祖父母の影響で幼少期から演歌が大好きでした。
同じ世代の子供がヒーローごっこを楽しむ中、
美空ひばりさんや小林幸子さんを真似て歌うなど、
周囲とは一味違う感性を持った子どもだったそうです。
小学校4年生のときに家族や先生のものまねを披露して、
みんなが笑ってくれた経験が、ものまね芸人としての原点になったといいます。
高校3年生になると本格的に小林幸子さんの歌まねを練習。
20歳で知人の誘いをきっかけに、ものまね芸人としての道を歩み始めました。
芸名の由来と人物像
2022年に芸名を「りょう」に改名するまでは、
「君島遼」として活動していました。
りょうさんの得意ジャンルは「昭和の女性演歌歌手」です。
歌声だけでなく細やかな仕草まで再現し、
その完成度の高さは「本人が乗りうつったよう」と言われています。
さらに5歳から習ってきた日本舞踊の経験を生かし、
立ち姿や手先の動きまで美しく表現するのが得意です。
YouTubeでの歌唱を聴くと「本物と見分けがつかない」と錯覚するほどで、
多くの演歌歌手から「公認」を得てきました。
活動内容と代表的なものまねレパートリー
テレビ出演歴
りょうさんが注目を集めたのは、
2013年に「ものまね紅白歌合戦」の新人コーナーで優勝したときです。
その後も地道にキャリアを積み、
2018年には「ものまね王座決定戦」でついに優勝!
実力派としての地位を確立しました。
優勝時には、水前寺清子さんから直々にお祝いの電話が届いた、
というエピソードもあり、
演歌界からも実力を認められていることがわかります。
得意なものまね(歌・タレント・俳優など)
りょうさんの最大の武器は「昭和の女性演歌歌手」のものまねです。
特に小林幸子さんと美空ひばりさんの再現度は圧巻で、
写真や映像を並べて見比べると、本人と見間違うほどの完成度です。

引用元:X
2013年にTBS「演芸パレード」で小林幸子さんと初共演した際には、
そのクオリティが高く評価され、正式に「公認」を獲得しました。
さらに衣装を10着以上提供されたこともあるそうです。小林さん、太っ腹!
これは、りょうさんの才能を心から信頼している証といえるでしょう。
こうしたエピソードは、りょうさんが単なる「似ている芸人」だけではなく、
本人からも認められた本格派であることを物語っています。
実は先日、小林幸子さんから、新たにドレスをいただきました!!!😭✨
— りょう(ものまね) (@r_t_s21) February 1, 2025
今年最初のお仕事で着させていただきました✨✨
さらに直筆のお手紙やご飯のお供まで入れてくださっていて…感動で胸いっぱいです😭
幸子さん本当にありがとうございます🙇🏻♂️‼️
大切に着させていただきます❣️ pic.twitter.com/l3UpRJVPV0
今後の活動や注目ポイント
SNSやライブでの活動
現在、りょうさんは事務所に所属せずフリーで活動を続けています。
YouTubeチャンネルやSNSを通じて動画を発信するほか、
イベントやライブでも積極的にパフォーマンスを披露しています。
最新の出演情報や活動予定は、
公式ホームページやSNSで随時更新されていますので、
気になる方はぜひチェックしてみてください!
ファン層や支持される理由
りょうさんのファン層は幅広く、
昭和歌謡をリアルタイムで楽しんできた年配の方から、
昭和のレトロブームを受けてショート動画を楽しむZ世代まで支持を得ています。
また、りょうさんのSNSを見ますと、
ものまねの対象となる歌手への深いリスペクトが感じられます。
単なるものまねにとどまらず、誠実な姿勢で表現するからこそ、
数多くの歌手から「公認」を得られているのでしょう。
今回のRYOさん炎上の余波では、
無関係なりょうさんを気遣うコメントが多く寄せられました。
こうした温かい反応は、
彼が長年にわたり真摯に活動を続けてきた証拠でしょう。

まとめ・誤解を受けた「りょう」さんの魅力
のまね芸人・RYOさんの炎上をきっかけに、
同じ名前を持つ「りょう」さんが誤解され、
SNSで「関係ありません」と声明を出す事態にまで発展しました。
不本意な注目だったものの、
そのことで「りょう」という芸人の存在を知った人も多かったはずです。
実際のりょうさんは炎上とは無縁で、
長年ステージやイベントで実力を発揮してきたものまね芸人です。
SNSやYouTubeを通じて活動を発信し、世代を超えてファンを増やし続けています。
今回の誤解は決して歓迎できるものではありませんでしたが、
結果として新たにりょうさんの魅力に触れる人が増えました。
ものまねに対する真摯な姿勢と独自の表現力を武器に、
これからも多くの人を楽しませてくれることでしょう。